青い鳥の神話
- 作者: 車田正美
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2001/12/12
- メディア: 文庫
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天堂葵は、捕手を吹き飛ばして後ろのコンクリとネットを壊してしまう程の豪腕投手。捕手の身を案じて全力を出せないでいたが、良きバディ・大地藍*1を得て、兄*2のカタキと思い込んでいる王城真悟に一矢報いるというお話。
藍は病弱な筈なのに何故か葵の球を受け止められたり、色々突っ込み所は有りそうですが、最終的に1球だけ王城と勝負することになります*3。
「翔べ!二人の青い鳥!!」とか言って、葵は見事王城からストライクを取ります。星飛雄馬と伴宙太の如く抱き合う二人。
「負けたよ。投手は命懸けで投げている。捕手は命懸けで捕っている。そんな二人の間の球を打つことなど誰にもできん。それは君たち二人の魂だからな…。」王城さん結構イイ人です。そういう問題じゃない様な気もしますが。
その後普通に電車に乗って去っていく王城を何故か追いかける二人。「王城さん見ていてください。!!いつか必ずつかまえてみせます!!オレたち二人の青い鳥を!!」
これが1話。2話ではピッチャー返しを得意とする王城の弟と、雷に打たれて出来た一回戻る魔球とか編み出して対決する。1・2話通してまともな試合は一回もしていません。9人揃ってからやるつもりだったんだろうか。王城弟は仲間になりそうな雰囲気だったから、1話1人としても、大分かかりそうだ。まさか、王や長嶋に顔が似てるだけのヤツ引っ張ってくるわけにもいかないだろうし。まぁ何にしろ面白かった。
車田先生、僕はこの続きが読みたいです。
今月は石川賢のゴルフマンガも出る様なので、そっちも楽しみ。