コナン・ドイルの事件簿「ドクター・ベルの推理教室」

ホームズのモデルとなったドクター・ベルと若かりし日のドイルの話。
最初の方でバイオリンとか流れてるのを聞いて、グラナダシャーロック・ホームズの冒険を思い出して嬉しくなる。
学生の頃のドイルは随分負けん気が強くはねっ返り、ベル博士は自分の手法を信じつつも検証的。ホームズとワトソンというよりは、刑事モノのベテランと新米の様なカンジだ。
バイオリン弾きの死から始まる殺人、ドイルの家族の秘密と恋、ベル先生の社会的地位とかも絡んでくる。基本的に他人事のホームズ物と違って、より当事者感が強く緊迫感もあった。
どこまで事実なのか分からないけど、最後のアレは本当なのかねぇ。
堪能しましたよ。